生きている多島海の風景を建築物に形象化
- 登録日
- 2010.02.18 15:06
- 照会数
- 2534
- 登録者名
- 관리자
▲ 麗水世界博覧会国家館デザイン当選作
「The 3rd Nature; Metaphorical Archipelago(多島海のメタファー)」
海岸総合建築士事務所(代表 : ユン・セハン)
- 麗水世界博覧会国家館デザイン「多島海のメタファー」当選
2012麗水世界博覧会に参加する100カ国余りの展示空間である国家館が、海霧の中に点々と島の浮かぶ多島海の風景をモチーフにデザインされる。
2012麗水世界博覧会組織委員会(委員長姜東錫、以下「組織委」)は、麗水世界博覧会最大規模の展示館である国家館のデザイン公募で、海岸総合建築士事務所(代表ユン・セハン)の出品した「The 3rd Nature; Metaphorical Archipelago (多島海のメタファー)」が当選したことを30日、明らかにした。
1等当選作「多島海のメタファー」は、霧が立ち込めた穏やかな波に浮かぶ多島海の小さな島を思わせる計画案で、多島海のイメージを最先端建築材料で表現した。
また、「生きている海と海岸」という博覧会のテーマにふさわしく、太陽光やベルヌーイ(波模様の屋根を活用)自然換気システムを取り入れるなど、グリーン成長策と環境にやさしい要素を活用するとともに、事後活用を考慮して空間区画と解体および再組み立てが可能な建築技術を導入した。
国家館審査委員長を務めた沈愚甲(シム・ウガプ)ソウル大教授は、「特に海から会場を眺めたときの景観への配慮が際立っており、エキスポデジタルギャラリーの多様な処理と3次元的な空間で構成したインタフェースゾーンの計画が印象的」と評価した。
1等当選作の代表建築家ユン・セハン氏(50)はソウル大建築学科を卒業し、現在海岸総合建築士事務所の代表を務めている。同氏は、行政中心複合都市中心行政タウンマスタープラン国際設計競技でも当選した経歴がある。
今回のデザインでは、海岸総合建築士事務所と亶友建築士事務所が共同で作品を提出した。応募資格を建築士の含まれたチームに制限した今回の公募には、合計8作が出品され、1等当選チーム(者)には、2億ウォンの賞金と国家館の基本および実施設計権が与えられる。
賞金1億ウォンの2等には、ディーエーグループエンジニアリング総合建築士事務所と総合建築士事務所デザインキャンプムンバクDMPが共同で出品した「影海」が選ばれた。
賞金5千万ウォンの3等には、A&U建築士事務所の出品した「Beyond the Archipelago: celebrating diversity and symbiosis 次元の群島 : 多様さの共生」が選ばれた。
当選作は授賞式とあわせて来る12月、他展示館の当選作と共に全国を巡りながら展示される予定で、公募の公式ホームページから作品を今すぐ見ることができる。(http://www.yeosuexpo.org)
組織委は国家館のほか、テーマ館や韓国館などの博覧会主要施設についても、国際および国内デザイン公募などによって記念碑的な建築物に建設し、準備段階から世界の人々の注目を集める計画。
「The 3rd Nature; Metaphorical Archipelago(多島海のメタファー)」
海岸総合建築士事務所(代表 : ユン・セハン)
- 麗水世界博覧会国家館デザイン「多島海のメタファー」当選
2012麗水世界博覧会に参加する100カ国余りの展示空間である国家館が、海霧の中に点々と島の浮かぶ多島海の風景をモチーフにデザインされる。
2012麗水世界博覧会組織委員会(委員長姜東錫、以下「組織委」)は、麗水世界博覧会最大規模の展示館である国家館のデザイン公募で、海岸総合建築士事務所(代表ユン・セハン)の出品した「The 3rd Nature; Metaphorical Archipelago (多島海のメタファー)」が当選したことを30日、明らかにした。
1等当選作「多島海のメタファー」は、霧が立ち込めた穏やかな波に浮かぶ多島海の小さな島を思わせる計画案で、多島海のイメージを最先端建築材料で表現した。
また、「生きている海と海岸」という博覧会のテーマにふさわしく、太陽光やベルヌーイ(波模様の屋根を活用)自然換気システムを取り入れるなど、グリーン成長策と環境にやさしい要素を活用するとともに、事後活用を考慮して空間区画と解体および再組み立てが可能な建築技術を導入した。
国家館審査委員長を務めた沈愚甲(シム・ウガプ)ソウル大教授は、「特に海から会場を眺めたときの景観への配慮が際立っており、エキスポデジタルギャラリーの多様な処理と3次元的な空間で構成したインタフェースゾーンの計画が印象的」と評価した。
1等当選作の代表建築家ユン・セハン氏(50)はソウル大建築学科を卒業し、現在海岸総合建築士事務所の代表を務めている。同氏は、行政中心複合都市中心行政タウンマスタープラン国際設計競技でも当選した経歴がある。
今回のデザインでは、海岸総合建築士事務所と亶友建築士事務所が共同で作品を提出した。応募資格を建築士の含まれたチームに制限した今回の公募には、合計8作が出品され、1等当選チーム(者)には、2億ウォンの賞金と国家館の基本および実施設計権が与えられる。
賞金1億ウォンの2等には、ディーエーグループエンジニアリング総合建築士事務所と総合建築士事務所デザインキャンプムンバクDMPが共同で出品した「影海」が選ばれた。
賞金5千万ウォンの3等には、A&U建築士事務所の出品した「Beyond the Archipelago: celebrating diversity and symbiosis 次元の群島 : 多様さの共生」が選ばれた。
当選作は授賞式とあわせて来る12月、他展示館の当選作と共に全国を巡りながら展示される予定で、公募の公式ホームページから作品を今すぐ見ることができる。(http://www.yeosuexpo.org)
組織委は国家館のほか、テーマ館や韓国館などの博覧会主要施設についても、国際および国内デザイン公募などによって記念碑的な建築物に建設し、準備段階から世界の人々の注目を集める計画。