- 14万5千人余り来場…感嘆の嵐

5日夜、麗水世界花火大会が14万5千人余りの集まる中、「麗水と海」というテーマの下、李舜臣広場で華やかに開かれた。

花火大会は午後7時30分に前座イベントとして大会予告花火とポップオペラ歌手の公演があり、続いて8時にカウントダウンと共にタッチボタンが押され、本大会が始まった。

2008年に次いで二回目となる同花火大会には、国際花火大会で1位を獲得したことのあるイタリア、日本、ドイツの3カ国が参加し、ドイツが1位、イタリアが2位、日本が3位となった。韓国は主催国として番外参加の形となり、最後のフィナーレを飾った。

花火の審査結果は5人の審査委員が音楽と花火の調和した演出、花火の特色、独創性、芸術性を考慮して審査し、自動応答電話(1577-1114)による投票の集計を点数に反映させて決定した。

各国花火の演出はイタリアが「harmony」、日本が「Sky Concert」、ドイツが「Ocean」というテーマで、壮大な音楽に合わせてそれぞれ15分ずつ披露した。韓国は「色とりどりに輝く希望の花火」というテーマで、市民の夢と希望が込められた願いを華やかな花火で表現した。

各国花火発表の合間には音楽、照明、レーザーショーなど幻想的な先端マルチショーが繰り広げられ、美しい麗水の夜空を彩った。

この日行事が開かれた李舜臣広場は、午前から亀甲船祭りに参加していた人々も含め、花火を見に来た人波のため足の踏み場もないほどで、海洋公園と突山公園も市民と観光客でにぎわった。

この日、将軍島と突山公園を背景にして空に描かれた色とりどりで模様も様々な花火に、来場者は胸いっぱいの感動に包まれ、嘆声をもらした。子供の日ということで出かけた人々にとって、初夏の夜の忘れられない思い出を残すのに十分だった。

麗水市は花火の残りかすによる海の汚染を防ぐためにオイルフェンスを設置し、環境被害の予防およびクリーンキャンペーンも展開した。

花火大会を見に行った人が参加できるイベントとして、花火写真公募展が開かれる。応募方法はブルノリ・ドットコムのホームページ(http://www.bulnori.com/)にアクセスし、必要事項を入力して美しい花火写真をアップロードするだけ。

麗水市の関係者は「今回の行事に集まった人の多さを見ながら、花火の人気を改めて実感した」とし、「2012年麗水世界博覧会の成功を願う市民の心を花火で表現した」と述べた。
写真説明=5日夜に麗水の李舜臣広場前の海で開かれた麗水世界花火大会の様子