麗水の梧桐島に2012麗水世界博覧会を記念するエキスポ灯台が設置され、新しい観光名所になると期待される。

2012麗水世界博覧会組織委員会(委員長：姜東錫、以下「組織委」)は25日、麗水新港の海上玄関口としての役割を果たす東・北防波堤造形灯台(以下「エキスポ灯台」)の新築設計結果を確定・発表した。

エキスポ灯台は麗水世界博覧会のテーマ「生きている海と海岸」を象徴的に表すべく、「生命」と「共存」の概念を結び合わせた「らせん(Spiral)」形をモチーフにデザインされた。また、安全な航海が導けるように、灯台としての機能と構造的な安定性、経済性などの要件も満たした。

特に、同じ灯台2基が眺める視点によって様々な姿を演出し、外国の有名な灯台と比べても優れたデザインという評価。

組織委はエキスポ灯台のほか、西防波堤など麗水新港一帯の海上施設物についても、新しいデザインを設計中で、これによって博覧会場および麗水新港全体が大きくイメージチェンジすると期待される。

麗水世界博覧会を契機に、これまで貨物中心だった麗水新港は、クルーズおよび旅客船が入出港する国際的な観光・レジャー港という新しい面も併せ持つようになる計画。特に、麗水世界博覧会の期間には、陸上だけでなく海上を通じても多くの観光客が訪れると予想されている。
エキスポ灯台は8月に着工し、今年末までに完工する予定。

写真説明=麗水新港の東防波堤と北防波堤に建てられる灯台の鳥瞰図