「ど真ん中祭り」に「麗水世界博覧会特別賞」を新設

日本の中部地方で開かれる最大規模の街頭公演祭り「にっぽんど真ん中祭り」に、「麗水世界博覧会特別賞」が新設された。8月26日から28日まで名古屋で開かれた第13回ど真ん中祭りで、作品『こころ晴れ』を披露した名古屋の学生チーム「鯱」が麗水世界博覧会特別賞を受賞した。作品名の通りさわやかさを演出した『こころ晴れ』、鯱は名古屋城の屋根の両端に飾られた架空の動物だ。


財団法人にほんど真ん中祭り文化財団は、「2005年に開催された愛知万博を記念し、来年開かれる麗水世界博覧会をPRするために特別賞を新設した。受賞チームである『鯱』は名古屋の象徴である鯱をモチーフにし、麗水世界博覧会のテーマにピッタリの明るくて未来指向の公演を披露したことが高得点につながった」と説明した。2012麗水世界博覧会組織委員会は、特別賞受賞チームに博覧会の入場券100枚を賞品として提供する予定だ。


「ど真ん中祭り」は、名古屋で開かれる最大規模の街頭祭りであるとともに団体舞踊コンテストだ。昨年の大会では221チーム2万3000人が参加し、団体ダンス部門のギネス世界記録に登録された。観覧客は延べ210万人に上る。


会場では、麗水世界博覧会の広報も多様な形で行われた。車両に取り付けられた大型ディスプレーでは麗水世界博覧会と韓国観光の広報映像が映され、韓国観光公社が設けた麗水世界博覧会広報ブースや伝統遊びである投壺などの体験コーナーが観客の好奇心を刺激した。


組織委員会の姜正求(カン・ジョング)海外マーケティング部長は、「大会のハイライトである受賞式では、麗水世界博覧会特別賞の授与が大きな注目を集めた。博覧会が近づくにつれて海外での関心が高まっていることから、海外で多様なイベントや活動を展開し、麗水世界博覧会をPRする」と述べた。

※ ど真ん中祭りの様子、授賞式の様子

◁8月26日から28日まで名古屋で開かれた第13回ど真ん中祭りで、作品『こころ晴れ』を披露した名古屋の学生チーム「鯱」が麗水世界博覧会特別賞を受賞した。

◁麗水世界博覧会特別賞の受賞チームである「鯱」は、名古屋の象徴である鯱をモチーフにし、麗水世界博覧会のテーマにピッタリの明るくて未来指向の公演を披露したことが高得点につながった。