麗水市が萬興洞一帯に対する整備事業を展開する。
麗水市によると、海上国立公園として指定された萬聖里の黒砂海岸は数年前から台風・津波などの異常気象により土砂の流失と海岸線に隣接した家屋の浸水などの被害が発生している。
これにより国家計画に従って推進する萬興沿岸整備事業には、これから3年間に渡って243億ウォンが投入され、黒砂の侵食防止と浸水空間造成のための水中構造物の設置、砂の復元事業などが行われる。
この事業と連携して麗水市では647億ウォンを投入し、海水浴場に隣接している平村マウルの20万5000㎡一帯に商街、移住宅地、駐車場などを造成する背後敷地の開発を2018年12月まで行う。
その前の今年4~5月中に妥当性調査と基本計画及び実施設計の用役などを終わらせており、来年7月には補償及び工事に着手する計画である。
麗水市の関係者によると「異常気象による海岸の変化を綿密に観察、沿岸整備事業の予算を拡大投入することで沿岸の復元を加速させる」と語った。