麗水向日庵、新年初の日の出に「大混雑」…3万8000人訪問

韓国の4大祈祷道場と挙げられる麗水の向日庵には、2014年初の日の出を見ようとする観光客で大混雑となった。

麗水市の集計によると、大晦日の夕方6時から1日の午前10時にかけて開催された『第18回向日庵日出際』には3万8000人あまりが訪問した。

去年の1万5000人強の訪問に比べると、2倍を遥かに超える数字である。

これは、最近1000万の観光客を呼び寄せた麗水が全国的に広く広報され、麗水の夜海をはじめとする観光名所を訪問しようとする日の出の観光客が大きく増えたためと考えられる。

大晦日の夜十二時に始まった打鐘式にはキ厶・チュンソク麗水市長と向日庵のウォン厶ン住持をはじめとする地元の人々が参加し、33回の打鐘を行った。

打鐘前夜、全国各地から数万人の日の出客が殺到し、夜の禅寺の静けさを破った。

午前7時36分。多島海に限りなく続く水平線の上に赤い太陽が浮かび上がると、あっちこっちから嘆声が漏れた。観光客たちはそれぞれが秘めていた新年の願いと1年の安寧を祈った。

麗水市の関係者は「今年の祭りは、豊富な見物を提供するなど、例年とは差別化されたため観光客から高い評価を得ている」とし「新年の夢を拝む名所として、向日庵と連携した地元観光商品の開発のためにさらに努力する」と述べた。