８日民選６期発足100日の記者会見及び都市ビジョンの発表
市民参与疎通の行政と清廉な市政運営の成果が際立つ


チュチョルヒヨン麗水市長が民選６期発足100日を記念して麗水の未来像を盛り込んだ「麗水都市ビジョン」を宣布した。

市によると８日麗水文芸会館で市民をはじめ市民委員会、専門家、公務員等の400人余りが参席する中、「民選６期発足100日市民ビジョン宣布式」が開かれた。

この日の宣布式は民選６期市民と共に歩む都市ビジョンを宣言し、市民の意思が政策になるというチュ市長の市政哲学を実現するための出発点となった。

都市ビジョン宣布はこの日の午前、市庁の状況室で記者会見を持つことから始まり、午後には麗水文芸会館でビジョン宣布式とシンポジウム等が行われた。

▲民選６期発足100日…どのような事業が推進されたのか。

「美しい麗水、幸福な市民」の市政スローガンを掲げて息を急かして走ってきた民選６期のこれまでの100日。

チュ市長は市民参与の疎通の市政を実現し需要者中心の質の高い行政システムを導入、清廉な市政と責任と自律性を強調する行政を具現したと評価されている。

何よりも政策の立案段階から市民の意思を反映する市民委員会を構成する等の市民市長時代を開いていくための疎通の市政を展開した点は際立ったものであった。

プラント労使間の4年連続無紛争達成と優秀な企業を誘致した1475億ウオンの投資誘致の成果及び雇用創出と地域経済の活性化に寄与した成果も高く評価された。

市民中心の福祉政策樹立を通して福祉死角地帯の解消と女性人権の向上、児童.青少年.多文化等の社会的弱者に対する福祉向上に努力する等「住民親和型の行政」を繰り広げている点も市民から好評を得ている。

海洋観光分野では聖雄、李舜臣の遺蹟を積極的に活用した関連マーケテイングを展開し、海洋レザースポーツのメッカ麗水の地位を確立するのに寄与している。

その反面、チュ市長は最大の宿願である麗水世界博覧会の事後活用の遅延による旧都心の沈滞が長期化している現実については「残念である」と深い遺憾の意を表した。

市長は「博覧会場の事後活用計画の変更のための対政府活動を市民団体、国会等の政界と協力し博覧会場の事後活用が無事に実現されるよう努力する」と約束した。

▲ 麗水都市ビジョンにはどんな内容が含まれているのか。

チュチョルヒヨン市長がこの日宣布した「麗水都市ビジョン」は国際海洋観光の中心となる麗水建設のための５大革新課題を骨子としている。

チュ市長は「市民参与の疎通都市」麗水の地位を高め清廉な市政と財政革新都市を建設するという抱負を明らかにした。

「地域経済の活力都市」建設を通して雇用が広がり、起業しやすい都市につくりあげ、持続可能な都市、人口と雇用が増える自足都市建設に死活をかけると述べた。

　また「教育福祉いちばんの都市」建設で公教育のインフラ拡充と教育国際化都市として育成し「「文化観光創造都市」を造成して麗水観光の世界化を成し遂げるという意向も表した。

また安全で自然に優しい「人中心の幸福な都市」建設を通して社会安全網強化と都市再生事業を推進しブランド都市に作り上げるという計画も漏らさなかった。

チュ市長は都市ビジョン宣布を通して「市民皆の合意を通して都市発展のビジョンを共有し危機を賢明に対処して明るい未来を迎えよう」と念をおした。

続いて「参与と疎通は麗水の全ての政策の出発点」として「市民と共に作る麗水都市ビジョンで希望の新しい麗水を実現していく」と付け加えた。

※写真説明1=チュチョルヒヨン麗水市長が8日午前市庁の状況室で民選6期発足100日の記者会見を行っている。

※写真説明2=麗水都市ビジョン宣布式が8日午後麗水文芸会館で開かれた。