壬辰倭乱(文禄の役)当時の武器・服装再現...子供の現場学習の場所としても脚光

麗水市猫島洞では壬辰倭乱当時、朝明連合水軍の駐屯地であった都督村の歴史的資源を広く知らせ、これを記念するための壁画通りを造成して、観光客や住民から大きな反響を得ている。

猫島地域は壬辰倭乱当時、李舜臣将軍の生涯最後の足跡が残っているところで、特に都督村は明の将軍・陳リン都督が駐留し、李舜臣将軍と一緒に敵船数百隻を撃破した戦勝地として由緒ある所である。

猫島洞では、このような歴史的資源を観光客に広く知らせ、観光コンテンツとしても活用できる新しい観光スポットを提供するため、都督村内の道に歴史とテーマがある壁画事業を推進するようになった。

都督村内の道の壁画通りは、壬辰倭乱当時、日本軍に対抗して戦った海上戦闘シーンをはじめ、朝鮮水軍の補職別の服装、武器などを壁画に再現して、子どもたちの有益な現場学習場としても活用されている。また、アーチェリーと馬に乗るシーンを躍動感あふれる表現であらわし、観光客に人気が高い。

チョン・ジェホ猫島洞長は「護国忠誠の魂が生きている猫島地域をより意味深く、見どころ多い観光地として開発するため、壁画事業を推進するようになった」、「今後も歴史的価値が高く、海洋景観が美しい猫島洞の発展のために、観光資源の開発に拍車をかけたい」と明らかにした。