韓国を代表する4大日の出名所である麗水(ヨス)・向日庵(ヒャンイラム)で戊戌年新年の望みを祈願する日の出祭りが開かれる。
麗水市は、12月31日から来年1月1日まで突山邑荏浦(イムポ)村の一円で
「第22回　麗水向日庵日の出祭り」を開催する。
今回のお祭りテーマは「戊戌年の気運、新しい希望を抱く」であり、夕日鑑賞、風物ギルノリ(街頭行列)、浪漫バスキング(路上ライブ)、除夜の鐘など多様なプログラムが設けられている。
本格的な行事は、31日午後の夕日鑑賞から始まる。主舞台では風物ギルノリ、浪漫バスキング公演が繰広げられて日の出祭りの雰囲気を盛り上げる予定だ。
2018年新年のカウントダウンに続いて午前0時には除夜の鐘が33回打ち鳴らされる。打鐘とともに戊戌年を祝う花火ショーが行われる。
日の出の祈願行事は、モドゥムブク(=多様な大きさの太鼓を集めたもの)公演であるヨミョンギルノリから始まる。新年の初日の出を鑑賞してからは豊漁・豊年・無事安寧を祈願するデドン(大同)ハンマダンが開かれる。
麗水市は、プログラムの多様化だけではなく観光客の不便を解消する対策も丁寧に点検している。
何よりも円滑な交通流れのために行事場周辺に臨時駐車場を最大限に確保し、違法駐車の取締まりを集中的に実施する計画である。
駐車可能規模は、国立公園駐車場200面、日の出公園駐車場100面、防竹浦駐車場400面、竹浦三叉路1000面など10つの駐車場2030面である。
また、行事場の突山・荏浦方面路線バスを拡大運営し、国立公園駐車場から竹浦三叉路を往復運行するシャトルバスも9台投入する。
特に、麗水市は観光客の分散のために萬聖里海水浴場と梧桐島、紫山公園、九鳳山など日の出名所23カ所でも日の出祭りを開催する。
向日庵で戊戌年新年の良い気運を受けてみてください。