麗水市は今年初めて導入されて上半期と下半期に分けて支給する予定だった農漁民公益手当を新型コロナの影響で生活に困難を抱えている農漁民や地元の自営業者に、4月6日から地域農協を通じて一括支給することを明らかにした。これは、2月から消費低迷に苦しんでいる地元の自営業者のために麗水市長が全羅南道に以前から提案していた結果で、近郊の市郡よりも1ヶ月早く全額麗水商品券を支給することにより、地域経済の活性化が期待される。
麗水市農漁民公益手当の支給対象者数は9,287人で、支給額は約55億ウォンになる。
農漁民公益手当の支給対象者は、2018年12月31日以前から現在まで続けて麗水市に居住している農漁業経営体の経営主で、実際に農漁業に従事している農漁民である。
麗水市の関係者は、「支給当初、多くの農漁民が一気に農協に押し寄せることが予想されるため、新型コロナの拡散防止のために支給時期を決めて順次交付する計画」とし、「支店ごとに交付方法と支給時期が違うため、まず邑面洞に交付の日程を確認し、交付日に合わせて該当の農協支店を訪問してほしい」と呼びかけた。