クォン・オボン麗水市長は、新型コロナウイルスが恐ろしい速さで全国に広がっている今月17日、臨時祝日連休を迎え観光地の点検に乗り出した。
クォン市長は、梧桐島、エキスポ駅、マンソンリ海水浴場などの主要観光地を見て回ったり 、猛暑の中発熱チェックや観光地の点検など、休日を返上して奔走する職員を激励し、観光地の防疫システム、交通対策、ごみ収集など万全を期するよう呼びかけた。
麗水市によると、今回の臨時祝日に指定された光復節の連休期間中に21万人の観光客が麗水を訪れたと述べた。
新型コロナクリーン地域と認識される中で、麗水がポストコロナ時代の観光スポットとして急浮上しており、本格的な夏の休暇が始まる8月に入り91万人の観光客が麗水を訪れた。
最近、首都圏の宗教施設における集団感染と風俗店を中心とした感染が爆発的に増加し、政府は現在の状況を「パンデミックの初期段階」と規定した。
クォン市長は、「今コロナ感染の危険性は『高リスク施設』に限定されず、私たちが普段毎日利用するレストラン、カフェ、パブ、市場などの、どこでも露出される危険性が非常に大きくなった」と懸念を示した。
「麗水市が新型コロナクリーン都市という評判と誇りを維持していくためには市民の皆さんの協力が絶対的に必要だ」とし、「マスクの着用、ソーシャルディスタンス、手洗いなどの衛生上の注意を必ず遵守し、多くの人々が集まる会議やイベントは自制するよう切に願う」と述べた。
続けて、「宗教も、今まで協力してくださったように、発熱チェックやソーシャルディスタンス、来店者リストを作成するなど、防疫上の注意を必ず守ってほしい」と呼びかけた。
一方、麗水市は新型コロナウイルスの検査のための先制的なドライブスルー選別診療所の運営と、駅やターミナルなどの公共施設で発熱チェックを実施し、新型コロナウイルスの流入を遮断するとともに、自宅隔離者・接触者・海外からの入国者達を徹底的に管理している。
電子来店者リスト義務施設であるキャバクラ、カラオケボックスなどの8つの施設だけでなく、市が運営するシティツアーなどの対面観光プログラムに電子来店者リストを導入して運営することにより、随時防疫実態を点検している。