行政安全部(韓国内務省)主催の
「2021年、自転車都市ブランド化の支援事業」コンテストに選定
麗水~高興(コフン)を繋ぐ連陸・連島橋と
4つの島を見渡せる自転車コース、2022年までに完成予定

6月15日、麗水市(権五棒(コン・オボン)市長)は行政安全部が主催した「2021年、自転車都市ブランド化の支援事業」コンテストに選定され、2億ウォンの国家予算を確保したと発表した。

このコンテストは、自転車の利用活性化の為に、それぞれの自治体が申請した自転車政策を支援する事業であり、全国50か所の内、5つの自治体が選ばれる。この事業に麗水市が選ばれた。

今回のコンテストに選ばれたことで、麗水市と高興の間の4つの島を繋ぐ橋と、華陽(ファヤン)面 長水(チャンス)里 ゴンジョン村から 華井(ファジョン)面　早発(チョバル)、屯兵(ドゥンピョン)、狼島(ナンド)、積金島(チョックムド)を見渡せる、34.7㎞にも及ぶ自転車道路が造成され、自転車レンタル所、保管所、施設なども設けられる。

麗水市は、今年中に関連機関との協議など、最終設計を済ませ、2022年12月までに事業を完了させる計画である。

青い海と島々が一枚の絵のように広がる「麗水・島々の道 自転車コース」が完成すれば、幻想的な海の道を公営の自転車で安全に走ることができる。これにより、大勢の市民と観光客の訪問が予想され、期待を寄せている。

麗水市 関係者は「麗水・島々の道 自転車道路の設置が、第28回気候変動枠組条約締約国会議(COP28)を誘致する中心都市として、気候変化への先導的対応という象徴的な意味を持つ」とし、「市民の環境に対する意識改善にもポジティブな影響を与えられるよう、事業の推進に最善を尽くす」と表明した。