全羅線の旧鉄路に癒しの空間確保「市民の健康を守り、 COVID-19で疲れた心を癒す」


麗水市（クォン・オボン市長）は1日、旧徳陽駅舎のあった全羅線の旧鉄路地であるヤンジバルム公園にPM2.5をカットするための森が造成完了したと発表した。

徳陽ヤンジバルム公園は、鉄道廃線の敷地を活用した都心の中の公園で、産業団地に隣接しており微 PM2.5の被害が大きい場所だったが、今回の森の造成によって市民の健康を守り、新しい都心の中の癒しの空間として生まれ変わった。

PM2.5をカットする森は、炭素中立を誘導するグリーンニューディールの核心事業で、国費15億、市費15億など30億ウォンを投入して昨年8月から造成を始め、3haの森と190mの散策路が造成された。

先月30日に行われた竣工式にはクォン·オボン麗水市長をはじめ、麗水市議会などの関連団体や、地域の住民など100人余りが参加し、市民の憩いの場が誕生したことを一緒に祝った。

PM2.5の吸着と吸収機能の高いイバラ、ケヤキ、サザンカなど、山林庁が推奨する樹木1万2千834株を植栽し、 PM2.5の減少効果を高めた。

ソウル市は今後、ここに森とともに市民が利用できるスポーツ施設などを追加で設置する計画だ。

クォン·オボン麗水市長は「今回の廃鉄道敷地内のPM2.5をカットする森の造成により、産業団地周辺の大気環境の改善はもちろん、鉄道公園を利用する市民の憩いの場が新たに設けられたことに意味がある」とし、「市民の健康を守り、炭素中立とCOP28南海岸南中圏の誘致にも大きく役立つよう、今後も産業団地周辺はもちろん、都心圏にPM2.5削減のための森を持続的に拡大していく」と述べた。

▲旧徳陽駅舎があった全羅線旧鉄路のヤンジバルム公園にPM2.5カットのための森が造成された。

▲先月30日、日当たりのよい公園の芝生広場で開かれた「ヤンジバルム公園·PM2.5カットの森造成事業」の竣工式に参加したクォン·オボン麗水市長やチョン·チャンゴン麗水市議会議長をはじめとする来賓がテープカットを行う。