交通カードを使用する場合、料金100ウォンを適用

麗水市は新型コロナウィルス感染症の影響で厳しい家計負担と学生の交通費負担を軽減し、公共交通の活性化を促進するため、2022年1月1日から「青少年100ウォン市内バス」制度を実施すると明らかにした。

これにより麗水市で市内バスを利用する小・中・高校生及び満18歳以下の青少年は、全員来年から100ウォンの料金を適用される。

2018年、市は小学生100ウォンバスを導入し、市民から好評を得て中高生まで拡大しようという要請が相次いだことにより、市民1千679人を対象にオンラインアンケート調査と追加財政所要など詳細な検討を経て青少年100ウォンバス制度を実施する。

中‧高生を含む満18歳以下の青少年が交通カードでバス料金を支払うと、1,200ウォンのうち100ウォンが差し引かれ、残りの差額はソウル市がバス会社に支給する。

市は、2022年の本予算に青少年100ウォンのバス支援予算年として38億ウォンを確保している。

麗水市の中高校生数は合計1万4千570人であり、2020年現在の年間利用件数は約220万件で、全体1630万件の約14%を占める。

市の関係者は「市内バスを利用する青少年のバス料金支援を通じて利用者の負担を軽減する一方、学生の公共交通の利用率が大きく増え、公共交通の活性化への貢献が期待される」と述べた。