麗水~高興間10島を結ぶ「麗水ソムソムキル早発島ヘオルム丘」に位置
4月から本格的に運営…観光案内所、特産物販売店、フードバンク、カフェ、VR体験館まで完備

麗水市は、麗水ソムソムキル（百里ソムソムキル）の早発島（チョバルド）ヘオルム丘に建設された「島々（ソムソム）麗水ヒーリングセンター・ザ・島」の営業を4月から本格的に開始したと明らかにした。

「ザ・島」は、観光案内所のみならず農水産物販売店、記念品販売店、フードバンク、カフェ、VR体験館まで取り揃えた多目的観光施設で、さっそく多くの観光客が訪れている。

水産物販売店では、巨文島（コムンド）産の天然石ワカメや太刀魚、サワラ、ムール貝、海藻類を、農産物販売店では、麗水の海風に吹かれて育った無農薬スプラウト、花陽面（ファヤンミョン）産トウモロコシで作った即席ポップコーンを味わうことができる。

記念品販売店では、麗水の観光地ポストカードや環境にやさしい手作り椿石鹸などを販売しており、亀甲船をはじめとする「木製組立キット」も現場で体験することができる。

ザ・島カフェでは、特産物を使った巨文海風ヨモギ・ラテや突山（トルサン）産柚子&グレープフルーツなどの健康飲料をリーズナブルな価格で味わうことができる。

小腹が空いた観光客のためのフードバンクもある。海鮮チャンポンラーメン、ハンバーガーステーキ丼、デザートにぴったりな手作りおこし、麗水かぼちゃシッケなどを販売している。

市の関係者は「麗水-高興間10島を結ぶ11つの橋のうち（イレブンブリッジ）、現在、7つの離島架橋 が完成し、多くの観光客が訪れている。2028年には、南面・禾太島（ナムミョン・ファテド）から月湖島（ウォルホド）、開島（ケド）、諸島（ジェド）、白也島（ペクヤド）をつなぐ連島橋も完成する予定だ」とし、「『ザ・島』の本格的な営業開始を皮切りに、島観光のインフラ構築とコンテンツ開発に拍車をかけたい」と明らかにした。

一方、今月1日から無料で運営中の「ザ・島VR体験館」では、麗水の美しい10景をリアルに体験することができる。熱気球やジェットコースター、ドローンをそれぞれ約5分間、パノラマ映像で体験することができる。麗水市庁ホームページ「OK統合予約システム」を通して、種類別に予約できる。

▲麗水ソムソムキル（百里ソムギル）の早発島ヘオルム丘に建てられた「島々麗水ヒーリングセンター・ザ・島」の営業が4月から本格的に開始、さっそく多くの観光客が訪れている。