麗水湾ルネサンス実現など7分野、78公約、93課題
「市民との約束、南海岸の拠点都市、美港・麗水を実現する」

麗水市（鄭琦明市長）が民選8期公約事項78件を確定し、13日、市の公式ホームページ（開かれた市長室）に掲示した。

公約事項は、市政運営方針に基づき▲疎通・和合開かれた都市7件▲人材育成産業都市14件▲文化芸術福祉都市24件▲海洋観光休養都市15件▲気候変化先導都市4件▲麗水湾ルネサンス実現▲市民中心の定住条件造成13件の計7分野78件で構成されている。

公約の主な内容として▲2026麗水世界島博覧会の成功▲麗水湾事件平和公園を麗水に誘致▲公共産後ケアセンターの設立▲高齢者無料市内バス運営▲麗水・文水地区の活性化および都市計画の整備▲ 国連気候変動枠組条約締約国会議(COP33)の誘致▲長水湾ウェルネス融合・複合産業育成など麗水湾ルネサンスの実現▲産業団地の駐車環境改善のための基盤施設整備▲青年創業支援の拡大▲麗水文化芸術財団の設立▲24市ケアプラットフォーム構築▲麗水港の再開発▲金鰲島海上橋梁建設(都市開発)などが推進される。

市によると8月と9月に局所団長と公約事項担当部署長など関係公務員50人余りが参加する中、2回にわたって「民選8期公約事項履行計画報告会」を開催されたという。

報告会では、公約履行の可能性、財源の調達方法など具体的な履行計画に関して深みのある議論がなされ、公約履行の完成度を高めるために公約名の一部を変更したことが明らかになった。

鄭琦明麗水市長は「公約事項は市民との約束だ」として「南海岸の拠点都市、美港・麗水を実現するため行政力を集中し、市民中心の市政運営に最善を尽くす」と明らかにした。

一方、麗水市は専門家と市民により構成された市政評価委員会の意見を収斂した後、公約履行に本格的に拍車をかける予定だ。