海辺の人々の息遣いと余臭を感じて歩く道
海辺の人々にそのまま生活の基盤になったくれた海辺の道(ケッカキル)にそって突山公園から無膝ムックまで続く23kmの海辺の道。
麗水の海岸の道は2013年に開通し南海岸ブランドヒ-リング路として脚光を浴びている。海辺の人たちにそのまま生活の基盤になってくれた浜辺に沿って自然のままを残した林の道、海岸の絶壁を歩く崖の道、海岸に伸びている浜辺の道が入れ替わりながら探訪客を迎え、あちこちのスマート案内版が旅行客に様々な情報とストーリーテリングを提供してくれる。全長400kmに達する海辺の道コースは現在3コースと麗水夜の海コースが公開された。
昔、地域住民たちが海産物をとり、釣をしに通った道だ。新しくできた道路で今は人足も絶え通る人もなかったが、過去には存在していた昔の道の大部分をさがしだして探訪客が安全に歩けるように整えた。
1コース
1コースは右斗里港(突山大橋)から無膝モクまで全長23km、12区間で約7時間ほどかかる。各区間は短くて20分、長くて約45分ほどがかかる区間でできていて各区間ごとに大部分の地点でバスが運行されているので区間ごとに歩きたい場合はバスで移動すると便利だ。右斗里港-突山公園-シンチュ(亀甲船大橋)-ジンモクマウル-ミルドゥムボン-ポムバウィ-龍月寺-月田浦-アンシムケ-ハドン三叉路-マサンポ-ジンモマウル-アングルジョン-無膝モクに続くコースだ。
ほとんどの道が過去に存在した昔の道をさがしだして探訪客が安全に歩けるように整備したものだ。名前の通りケッコ(海の海産物を採取)しに通い、釣に通った道だ。人足が絶えて久しかったケッカキル(海辺の道)を歩くだけで昔の道の趣きをそのまま感じることができる。
2コース
2コースは無膝モクから防竹浦海水浴場まで全長17.8km、5区間で約5時間かかる。別名、防竹浦に行く道だ。全南海洋水産科學館から始まって松の木と調和した海水浴場と干潟体験場、約2km近くになる崖の道につながっていて広い南海岸の海の水平線を眺めて歩けばいつのまにか防竹浦海水浴場に到着する。
3コース
3コースは防竹浦海水浴場を出発してベクポ、キポ、デユル、ソユルを経て向日庵がある荏浦で終わる、合計5つの区間からできているコースだ。全体の長さは約8kmほどで3時間ぐらいかかる。3コースはひやっとする崖の上を歩いたり、小石畑や漁村の町を通過したり、アカマツが群落をなしている林の中の小道を通過したりする。南海尙州面と巨済沖合の頭尾島、欲知島までよく見える。閑麗水道海上國立公園のよく保存された生態が観察できるコースでもある。難易度は上級だ。
夜の海コース(1-1コース)
麗水夜の海コースは海辺の道1-1コースで、歌手バスカー・バスカーが歌った歌「麗水夜の海」でもよく知られているロマンチックで美しい夜の海が観賞できるように設計されたコースだ。 麗水と突山をつなぐ二つの橋、突山大橋と亀甲船大橋を歩いて渡って、ライトが照らす将軍島を展望することができる。二つの大橋を含めて麗水港全体が一目で眺められる南山公園からの麗水夜の海の景観は幻想的だ。コースの全体の長さは7.8kmで、4つの小区間からできていて2時間ぐらいかかる。
麗水海辺の道の案内板にはNFC機能が採用された。スマートフォンを利用してコース全体と区間別ストーリーと情報を教えてくれる一種の動く案内所だ。コースに設置された案内板にスマートフォンをあてると該当区間のコースの長さ、潮の時間、休憩施設、公共交通情報などを提供してくれる。また立っているところの歴史と環境などについてストーリーテリングをしてくれて歩くのにおもしろさが増す。