こまかいせつめい
建築物としては文禄・慶長の役を勝利に導いた水軍の中心基地としての歴史性をもっている。建物の広さは正面15間、側面5間、建物面積240坪で、現存する地方官庁の建築物としては最大だ。韓国で柱の間が15間にもなる建物は、寺や画廊、宮殿の行廊のような建物を除くと、陜川にある海印寺の蔵経板庫と鎮南館の二ヶ所だけだ。
18世紀初期に建立された建物だが、当時の歴史的意義とともに学術的、芸術的価値がある。客舎として利用された鎮南館は1959年に宝物に指定されてから後に、その重要さと価値が認められ、2001年に国宝第304号に指定された。また、鎮南館に景観照明施設を設置し、地域住民と観光客に美しい夜景によって思い出を作る麗水の象徴的な観光スポットとして知られている。
- 麗水石人
石人は基壇石の上に御影石で彫刻されている。高さは2mで、官帽をかぶり端正な官服に両手を重ねている文班(文臣)の姿だ。石人は7基あったと伝えられるが6基はなくなり、現在1基のみが残っている。
- 鎭南館 文禄・慶長の役 遺物展示館
文禄・慶長の役関連の遺物展示館。展示館内部には全羅左水営城・亀甲船・鎮南館・鉄鎖防備施設の模型をはじめ、各種武器類、李舜臣将軍の影幀と遺物、地図及び書物、海戦状況を見せる縮小模型などが展示されており、左水営城の実体を一目できるようになっている。
- 李良将軍防倭築堤碑
朝鮮中期に李良がつくった防倭築堤を記念する碑石。
遠くから見ると地形が桐の葉のように見えて昔は桐がびっしりと繁って梧桐島と呼ばれ、海岸は岩石海岸で高い海蝕崖が発達しており、海岸の岩壁には海蝕洞と風化穴、海食アーチが至るところに見られる。
麗水のメイン・ストリートから10分ほどの距離にあり、梧桐島の入口にある駐車場から15分ほど防波堤道に沿って歩くと到着する。特に防波堤は麗水美術協会の作家たちが1ヶ月間の共同制作で完成させた壁画が印象的で、この道は韓国の<美しい道100選>に選ばれた事があるだけに趣きがある。
- 音楽噴水
幅45m、高さ30mの韓国最大の音楽噴水。合計12から2012種類の形態の噴水が演出される。冬期の12月から2月までを除き、毎日午前11時から午後10時15分まで噴水を見ることができる。
- 椿列車
1996年から観光客の便宜をはかるため、椿列車を運行し始めた。108人まで搭乗でき、防波堤に沿って1,200mの距離を運行しながら便利さと楽しさを与える。
- 灯台
梧桐島の頂上にある灯台で、高さ27m、2階には灯台と海に関する資料が展示されている。入場料はなく、展望台まで無料で上って鑑賞できる。
利用案内
営業時間 | 00時 / 00時 | 休業日 | - - |
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駐車施設 | 乘用車 : 60 / | 全体座席数 | - |
障害者施設 | なし | 子供プレイルーム | なし |
外国語案内が可能 | 可能(영어, 일어, 중국어) |
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